自閉症 |
![]() |
のんびり育児と田舎暮らし | ![]() |
|
自閉症の診断 |
|||
次男が自閉症 と診断されたのは、 4歳の誕生日がくる直前のことでした。 当時の次男は、ちょっとしたことでかんしゃくを起こしては大暴れし、 泣き出すと1時間でも2時間でも泣き止まない子でした。 いつも一人ではたらく車の絵本を見て、 時々、私の手をとって車の写真の上に置き、 (それは、自閉症特有のクレーン現象です。) 私が車の名前を言うと、独り言のように 何度も繰り返して言っていました。 私の問いかけに答えない我が子の事を 自閉症 とは全く思わずに、 ただ、私の育て方が悪いのだと思いつめていました。 何よりも一番辛かったのは、 私が「お母さんのこと、好き?」と尋ねると、 次男は目をそらし、無言のまま、立ち去ってしまうことです。 その時は、「好き」という言葉の意味を 理解していないとは思いもよらず、 私は我が子にも嫌われるほど、 ひどい母親なのだと思っていました。 3歳児検診の時に、 「発語はあるのに、会話にならない」と 保健婦さんに話したところ、 保健所の育児サークルを紹介されました。 けれど、そこでも次男は私にすがりついて泣き叫び、 他の子どもたちと関わろうとはしません。 親子遊びの後、親だけ別室に集まり、 お互いの悩みを話し合ったのですが、 他のお母さんたちの話と私の悩みは、次元が違うと感じました。 育児サークルに通っても、私の悩みは解決しないと思い、 途方にくれていた時、 近所のダウン症のお子さんをお持ちのお母さんが、 「県の教育センターに相談したら?」とアドバイスしてくれました。 私は、母親失格の自分をどうにかして欲しいと思って 教育センターに行ったのですが、 次男の様子を見た相談員さんは、 開口一番、「自閉症だと思います。」と言いました。 始め、その言葉を理解することが出来ませんでした。 自閉症という言葉自体は知っていたのですが、 どういう障がいなのか、全くの無知でした。 翌月、センターから紹介された小児精神科で、 「自閉症」と診断され、 「生まれつきの脳の機能障がいで、 決してお母さんの育て方のせいではありません。」 と説明を受けました。 診断の後、よく家にたどりついたものだと思うほど、 車の運転をしながら泣きました。 家に帰り着いた後も、「障がい」「自閉症」という言葉が 頭の中をぐるぐる回り続けていました。 けれど、その反面、自分の育て方のせいではないということに 安堵感も覚えました。 それまでは、どこがどう悪いのか、どうすれば良くなるのか、 何一つわからず、混乱していました。 けれど、その原因が「自閉症」という障がいならば、 「自閉症」というものを勉強すれば、きっと対応策も見つかるはず、 次男のために私ができることが必ずあるはずと思ったのです。 それからは、インターネットや書籍で、 寝る間を惜しんで、自閉症の情報をかき集めました。 それこそ、起きている時間はすべて 自閉症のことを考えていました。 そういう状態が一年ほど続いた後、 私は、自閉症関連の本を読みあさることを一旦止めました。 自閉症の情報を集める時期はもう終わり。 これからは得た知識を活かさなきゃ。 次男の中の「自閉症」を見るのではなく、次男自身を見てみよう。 「自閉症児の母親」になるのではなく、 まず、「次男のお母さん」になろうと思いました。 始めは、日常生活で何が一番大変なのかを探しました。 そして、それを楽にする工夫を考えました。 自分の手に負えない時は、 デイサービスやホームヘルプを受けることにしました。 外部のサービスを受けることで、 同じ悩みを持つお母さん方と出会うことができ、 自閉症に詳しいスタッフの方々に 相談することもできるようになりました。 今でも将来を不安に感じたり、 学校や施設でトラブルを起こすたびに落ち込みます。 けれど、ただ謝るだけでなく、周囲に理解を求め、協力に感謝し、 同じようなことでトラブルにならないよう、 その都度工夫する努力を続けてきました。 少しずつではありますが、 次男が落ち着いて暮らせる環境が広がり、 彼自身が成長しようという意欲を、持てるようになったと感じます。 そして、私も自閉症という障がいも含めて、 そのままが次男なんだなぁと考えられるようになりました。 |
![]() 右側 発達につまずきを持つ子と身辺自立 自閉症ガイドブック学齢期 自閉症ガイドブック思春期 左側 ADHDのペアレントトレーニング 自閉症へのABA入門 ![]() 「光とともに・・・」 自閉症の光くんと 家族、友だち、周囲の人たちの ストーリーです 次男は光くんとはタイプが 違いますが、読んでいて 想いが重なり涙涙でした ![]() 外出する時に必ず持ち歩いた トーマスの絵本 これを見ている間は 落ち着いていられました 次男のお守りです ![]() 甥からもらった図鑑 適当に積み上げたようでも 次男には並び方にこだわりがあり 並べ替えるとすぐに気づきます。 ![]() 出窓の棚に並べられたミニカー 少しでも触ると 怒る次男でした |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| Copyright (C) のんびり育児と田舎暮らし All Rights Reserved |