名前

のんびり育児と田舎暮らし
名前を覚えよう

次男が幼稚園に入園後、まずしたことは、
お友だちの顔写真を撮ることでした。
それは、次男にお友だちの名前を覚えてもらおうと思ったからです。


もちろん、事前に保護者の方には承諾を得、
外部に持ち出さないことを約束しました。


次男は中々お友だちの顔を覚えられません。
表情が変わると違う人と認識してしまうようです。


以前、デイサービスのスタッフの方から、
 
 「大人でも始めての職場は緊張するでしょう。
  たぶん(次男は)毎日始めての職場に
  行っているような緊張感を
  味わっていると思いますよ。」

と言われたことがあります。


お友だちの顔と名前が一致すれば、
そういう緊張感も少しは和らぐかなと思いました。


プリントアウトしたお友だちの写真に名前を書き込み、
ベット脇の棚にずらりと並べました。


そして、毎晩、眠る前に私がお友だちの写真を指差し、
その子の名前を言いながらおしゃべりをします。


決して「この子は誰?」と聴くことはしません。
次男は質問されるのが嫌いです。
上手く答えられなかったらどうしようと思うのでしょう。


それに、何度聴いても答えてくれなかった時、
私の方が落ち込んでしまいそうです。


あくまで、普通のおしゃべりの中に、
お友だちの名前を組み入れるよう心がけました。


しかし、1学期が終了しても、
次男の口からお友だちの名前が出ることはありませんでした。
もし、今インプットされていたとしても、
長い夏休みの間に忘れてしまうかなぁと思っていました。


そして、夏休みに入ってまもなく、
保護者の親睦会が公民館でありました。
子どもたちの参加もOKで、ほとんどのお友だちが来ていました。


その時、お友だちの1人が、
クッキーの缶いっぱいの飴を次男にくれました。


その子は飴が嫌いなので、
おじいちゃんや近所の人からもらった飴を、
飴大好きの次男のために、ためていてくれたそうです。


もちろん、次男は大喜び。
しばらく缶を大事そうに抱えていました(笑)。


お盆が過ぎ、もうじき夏休みが終わろうという時、
空になったクッキーの缶を見て

  「S君に、飴もらったねぇ。」

と次男が言いました。
初めてお友達の名前が次男の口から聞けたのです。


私がやってきたことは決して無駄じゃなかったと
うれしさで胸がいっぱいでした。


早速S君のお母さんへメール。
一緒に喜んでもらえました。


それから、2学期の終わりごろには、
15人のお友だちの名前をすべて覚え、
3学期には次男からお友だちの名前を呼んで
話しかける姿も見受けられるようになりました。


新1年生25名中、16名が公立幼稚園の卒園児。
次男のことを良く知っているお友だちに
囲まれての入学です。


それは、次男にとってとても心強いものだったでしょう。
次男を友だちの1人として
受け入れてくれているお友だちと、
温かく見守ってくれる保護者の方々に本当に感謝です。


      







次男が描いた絵
大好きなMちゃんと自分
なんだか、幸せそう










園舎前の花壇
お友だちのSくんと
水やりの係りになった次男

さぼり気味の次男に
Sくんは根気良く
声かけしてくれました

ありがとね









運動会の綱引きを描きました
よくTくんが練習に
付き合ってくれました










今は色んなお菓子を
食べられるようになったけど、
飴大好きは変わりません
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